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2009年8月3日 全国賃貸住宅新聞に掲載されました(平成21年8月3日)
全国賃貸住宅新聞 平成21年8月3日号
亀岡大郎のトップ対談
サラリーマン対象に収益用マンションを販売
売買・仲介実績130棟 リピーター率は85%
トップ対談記事で弊社代表大谷が大きく取り上げられました。
以下掲載内容となります。
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売買・仲介実績130棟 リピーター率は85%
大企業辞め30歳で企業目指すは埼玉No.1
亀岡 三井不動産のご出身だとか。ずいぶん昔の話ですが、私が記者時代、三井グループの当時名物社長だった三井物産の八尋俊邦社長、三井海上火災保険の平田社長、そして三井不動産の坪井東社長とで、ゴルフをしようという話になったことがあります。ところが、約束の日の直前に、坪井社長が急逝されましたね、とても驚き、残念に思ったことを覚えています。
大谷 私が入社したのは、坪井社長が亡くなった後ですが、お噂はよく聞いていました。三井不動産には、6年半在籍しました。最も長く携わった仕事はショッピングセンターの開発・運営と、テナント誘致です。そのとき、テナントであるさまざまな中小企業のオーナーと出会ったことが今の仕事につながっています。会社の勤めるまでサラリーマンという選択しか知りませんでしたが、改めて広い世界があることを知りました。
亀岡 しかし三井不動産のブランドを脱ぐのは勇気はいったでしょう。
大谷 親には大反対されましたね。経営者になってみてはじめて分かりましたが、三井不動産の社内文化、仕組みは非常によくできていて、今の私が目指すべき会社の形になっていると思います。
亀岡 かつて大企業にいたいという人は、独立して一人になったとたんそれまでの胸のバッジの威力に驚くものです。創業時は苦労も多かったのでは。
大谷 たったひとりで仕事を始めたので、まったく誰にも相手にされませんでした。賃料7万円の事務所を借りるのにも入居審査で落とされる始末。来客はアットホームの配達だけ。食事は1日1食で、3カ月で7キロもやせました。でも不思議と根拠のない自信はありました。
1棟当たりの平均価格1億5000万円
亀岡 武蔵コーポレーションは、収益マンションの販売をされているそうですね。
大谷 個人資産家向けに、賃貸アパート・マンションの1棟売りを行っています。平均販売価格は、およそ1億5000万円。個人にとっては大きな投資になりますが、アパートが1棟でもあって、毎月10万円、20万円の収入があれば会社を持って生活できます。年金問題など、将来に対する不安が大きなこの時代、個人が積極的に不動産を買っています。
亀岡 御社で収益用マンションを買っている方の職種は。
大谷 半分は会社員です。会社経営の方30%くらい。平均年収はおよそ1500万円で、いわゆるインカムリッチと言われている層です。
亀岡 「すべての道は不動産に通じる」と言われるほど、成功をおさめた人は、不動産を買いたがるもの。ダイエーや西武がよい例です。例えば、町で評判の医者がいたとしましょう。その病院には毎日たくさんの患者がやってくる。すべて診きれないので2つ目の病院をつくったときには、もうその医者は本業を忘れ病院(不動産)の値上がり率や地価の動きを気にし始めます。診療はそっちのけです。不動産は金額が大きいから、とかく人を魅了するという例え話です。
大谷 昨年までの異常なファンドバブルにもそういった部分がありました。もっともファンドやリートが発展したことで不動産マーケットにもたらした効果も大きかったと思いますが。
亀岡 創業から丸4年と聞きましたが、どれくらい販売していましたか。
大谷 これまでに130棟以上を売買・仲介しました。販売する上で肝となるのは、資金調達。ほとんどの方がローンを組みますから、地銀や信用金庫からいかに融資を引っ張るか、またどれだけ金利を抑えるかといったことが肝要です。今の私の仕事は、ほとんど毎日金融機関の方と会うこと。おかげで銀行の事情についてはかなり詳しくなり、自称「金融機関マニア」で通っています。地元の金融機関は、数字も大切ですが、それよりも人間関係を重祝して融資するケースが多い。「当社の紹介だから融資を受けられた」という事例もいくつかあります。特に会社員の方が融資を受けるとなると、かなりハードルが上がっていますから、地元の不動産会社でかつ金融機関と密接な取引のある企業を利用して融資を申し込むのが鉄則。当社の場合、9割以上の案件がわたくしどもの紹介する銀行で融資が受けられます。
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平成21年8月3日掲載記事 (0 byte)