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『写すだけ』から卒業!反響率の上がる物件写真の撮影方法 その1
2018/03/29

『写すだけ』から卒業!反響率の上がる物件写真の撮影方法 その1

収益物件で賃貸経営をしている場合、内見申込数を増やすことで、空室が埋まり収入が増加し、結果的に安定した経営を行うことができます。

 

ではどのようにすれば内見申込数を増やすことができるのでしょうか。

 

近年VRなどの導入により内見のあり方が変化する中、いまだに物件写真は入居希望者に対して一定の力を持っています。

Webや仲介店舗でも物件写真は必ず目にするものなので、魅力的な物件写真は内見申込数の増加に関係してくるでしょう。

魅力的な撮影を行うためには物件写真を効果的に撮影するテクニックは賃貸経営をする上で欠かせません。

 

ただ写すだけの写真撮影から卒業するために、本記事では「何を撮るか」ではなく「どのように撮るか」のテクニックをご紹介します。

 

 

どこでもだれでもネットで気軽にお部屋探しができる時代

近年の撮影技術の進歩は目覚ましいものがあります。

お部屋探しにも動画やVRなど最新技術が導入・活用されはじめているのは皆様もご存じだと思います。

 

まるで実際に内見しているかのような動画や、実際に自分の動きに合わせて部屋を見ることができるVRを導入することで、ある賃貸仲介会社では成約率が1.5倍に上がった事例もあります。

今後多くの物件オーナーも導入しはじめるのではないでしょうか。

 

しかし、実際に動画やVRを導入しようとするとき、物件オーナーの頭を悩ませるのは費用面です。

費用を調べて「えっ!?こんなに高いの」と感じるかもしれません。

月額費用が安いので申し込んでみたはいいものの、撮影費用として別途請求されることも多く、結果的に多額の費用が掛かってしまったというケースも実際にあります。

 

導入は費用対効果を見極めたうえで慎重に考えるべきでしょう。

一方で動画やVRの導入コストが将来的に下がってくれば、積極的に検討してみてもよいかもしれません。

 

動画・VRの導入がまだ先だとすると、内見申込数を増加させ、空室を素早く埋めるには「物件写真を魅力的に撮る」しかありません。

「いまさら写真なんて」と思われるかもしれませんが、馬鹿にはできません。

 

不動産情報サイト事業者連絡協議会の調査では、お部屋を成約した人が不動産会社を選ぶときに重視するポイントとして「物件写真の豊富さ」がトップに挙がるなど、物件写真はいまだ信頼の指標となっているのです。

 

部屋の写真撮影を管理会社などに任せっきりで自分で撮影していないオーナー様は、一度ご自身が持つ部屋の写真がネット上でどのように掲載されているのかを確認してみましょう。

魅力的な部屋に見えるのであれば問題ないのですが、もし物件本来の魅力を引き出せていないと感じるのであれば以下のテクニックを参考にしてみてはいかがでしょうか。

 

 

見落としがちなカメラの基礎中の基礎テクニックとは

SUUMOなどの物件登録サイトにはどんな写真を撮ればよいのかが書いてあるガイドラインがあります。

各部屋・トイレ・キッチン・玄関など、項目のとおりに写真を撮っていけば、お部屋紹介で使用する写真は一通り撮ったことになります。

 

しかし、ここに一つ落とし穴があります。

撮るべき写真が多くなると、撮影の時間が長くなり、面倒くさがって一つひとつの写真を考え無しに撮ってしまうかもしれません。

 

写真を考え無しに撮ってしまうと、結果的に物件の魅力を十分に伝えきれない写真が出来上がってしまいます。これでは内見の申込件数は上がりません。

 

そこでここでは各項目の写真の撮り方を紹介します。

カメラの複雑な設定変更や空室への家具の設置など難しいことやお金・時間のかかることは一切ありませんので、ご安心ください。

 

カメラの「向き」を変えてみる

物件の写真を撮る前に、カメラの特性を押さえておきましょう。

撮影の最も基礎的なテクニックとして、「カメラの向き」があります。

これを知っていると部屋をきれいに撮影することや、設備を効果的に見せることができます。

 

文章だけでは分かりにくいので、図を見てみましょう。

対象を撮影しようとした際に、大きく分けると「正面」・「下向き」・「上向き」の3つの撮り方があります。

 

それぞれの場合でどのような写真が撮れるのかというと


図のように、カメラの向きによって「たて線の傾き具合」が変化した写真を撮ることができます。

 

 

撮影対象に対してカメラをどの角度から向けるのかで写り方も変わりますが、特別な効果を狙う場合を除いて、物件撮影時にはカメラは正面に向けて撮ることをおすすめします。

本来の部屋の間取りや広さ、柱の間隔を正確に伝えることができるからです。

 

画面に対象が入ることばかりに意識を取られて、カメラが上や下を向いてしまうことがないように注意しましょう。

このカメラの向きについては撮影の基礎の基礎となりますので、どのような写真を撮るとしても必ず意識しておきましょう。

 

 

床の広さを意識してみる

次は部屋の撮影方法をご紹介します。

実際の部屋よりも広く見せるのは難しいですが、わざわざ狭く見える方法で撮るのは非常にもったいないです。

より広く、部屋を撮影するにはどうすればよいでしょうか。

 

部屋を広く見せる上で重要となるのは「床の広さ」です。

もちろん実際に広い床が必要なわけではなく、写真に写る「床の割合を高める」ということです。

これを守れば「え、この部屋狭いんじゃ…」と思われない写真を撮ることができます。

 

説明のために以下の写真をご覧ください。2つの写真のどこに違いがあるでしょうか。

この違いは「カメラを構える高さ」にあります。

上下それぞれ同じ部屋を「立って撮影した写真」と「座って撮影した写真」になります。

上の写真のように立ったまま写真を撮ってしまうと画面に占める床の割合が減ってしまうので、部屋が狭く映ってしまいます。

 

一方、低い位置から撮影すると床の割合が多くなり、部屋が広いという印象を与えることができます。

また床を広く撮ろうとしてカメラを下に向ける方もいますが、本来平行のはずの柱や壁が斜めに映ってしまい、不安感を煽る写真となってしまいますので、おすすめはできません。

上で紹介したとおり、カメラを正面に向けることも忘れないようにしましょう

 

つまり部屋を広く撮影するなら「低い位置からカメラを正面に向けて」撮影するとよいでしょう。

 

参考:床を撮る意識が強すぎてカメラを下に向けてしまった例

↓本来平行となる部分が平行にならない

 

 

反響率向上に向けて

物件写真にこだわろうとすると時間がいくらあっても足りませんが、最低限のテクニックは身に着けておく必要があります。

このテクニックを押さえていれば、仲介業者が魅力的な写真を使ってあなたの物件を紹介してくれるので、入居希望者もあなたの物件に興味を持ちやすくなり、内見申込みが増えます。

 

また内見数が増えれば、空室が埋まる確率も高くなるのであなたの収益物件を安定的に運用することが可能です。

必要以上に魅力的に見せる必要はありません、しかしありのままを伝えることすらできていない写真をそのままにしておく必要はもっとありません。

 

あなたの物件写真をもう一度確認してみてはいかがでしょうか。

 

 

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