アパート経営を成り立たせるためには物件探しと資金調達が欠かせません。では、物件探しと資金調達とは、どちらを優先して行うべきなのでしょうか。アパート経営を考えるときにぜひ知っておきたい、資金調達に関するポイントをご紹介します。
アパート経営をする上での資金調達の重要性
アパート経営は他人のお金を調達すること、つまり金融機関からの借入れが存在することによって成り立つ事業です。逆に言えば、借り入れができなければアパート事業を始めることは現実的に難しいと言えます。
というのも、アパート経営を始めるには数千万円、数億円という資金が必要になるからです。これをすべて自己資金で用意できるという人はきわめて少数でしょう。金融機関から資金調達ができるかどうか、さらにはどれくらいの額の資金を用意できるのかが、アパート経営の成否に大きく影響します。
物件探しと資金調達はどちらが先?
では物件探しと資金調達、どちらを優先すべきなのでしょうか。その答えも、やはり「資金調達(借入れ)ができなければ始まらない」という言葉に集約されます。いくら良い物件を見つけても、融資を受けることができなければその物件を購入できないためです。
そのため、物件探しはある程度の資金調達の目処を立ててから始めるのがセオリーです。どことどこの金融機関から、総額いくら借りることができるのかを、大体で良いので把握してから物件を探しましょう。そのほうが明らかに効率的です。予算がわからないまま先に商品を探しても、目論見が外れれば時間と労力の無駄になってしまいます。 いくら借りられるという大枠が決まったらその上で資産形成の目標を立て、目標から逆算した価格の物件探しをしましょう。
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融資可能額を確認するには?
金融機関からの融資可能額の総額を、前もって正確に把握できる方法はいくつかあります。 まずは、自分自身が飛び込みで金融機関に足を運ぶという方法があります。しかし、具体的に物件が定まっていなければ冷たくあしらわれるケースが多いです。多くの金融機関を回るのに時間と労力もかかり、生産性が高いとは言えません。
最も効率が良いのは、各種金融機関と取引のある不動産会社を通して融資可能額を確認する方法です。 アパート経営についてノウハウを持っている不動産会社であれば、オーナーと金融機関の間に立ち、必要なデータを揃えて複数の金融機関に提示し、融資可能額がいくらになるか、大まかな数字を引き出すことができます。加えて、その総額に沿ってどのような物件を探すべきかというアドバイスを受けることも可能です。まずは信頼できる不動産会社を見つけることが、最も合理的なやり方であると言えるでしょう。
武蔵コーポレーションでは、アパート事業をお手伝いする際に、当社ならではのノウハウを活用して、まずオーナー様への融資可能額を調査し、その額に応じた物件の提案を行っています。スピーディーかつ確実な資産形成を可能にするために、融資金額ありきの物件探しを行うことをおすすめします。
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