外壁に必要なのは?!
塗装は外観を美しくするだけでなく建物を保護するという大切な役割があります。
外壁は風雨や太陽光線、気温の変化などの自然現象にさらされ、汚れや老化、風化といった損傷を受ける場所です。こまめにチェックをしてその段階にあった補修が必要です。
そこで大切なのが防水塗装です。
防水塗装は、建物の外観を美しくするだけではありません。
塗装は、外壁や屋根の傷みの原因となる『防水効果』を蘇らせ、腐ったり、 あせたりといった家の老化を未然に防ぐはたらきがあるのです。
通常、防水塗装を必要とする外壁には、「サイディングボード」「モルタル塗り」「ALC板」などありますが、「木材」と同様、どれも水に弱いという共通した性質があります。
塗装はそれらの構造体の「耐水性」を高め、『長持ちする家』にする大切な役目を果たしているのです。
1.『防水性を蘇らせ、家の健康を回復する』
防水性の低下は外壁や屋根の傷みの原因となります。
いい加減な塗装では性能を回復してもすぐにまた傷んでしまいます。
2.『低下した強度を回復し、雨風に強い家に』
ヒビや剥がれを修繕すると同時に、補強をする効果もあります。
塗装工事を行う場合、下地処理という工程も同時に行うため、強度がアップし、雨風に強くなります。
3~5年に1度の点検が必要
塗装の防水効果は5~6年ほどで低下し、カビや藻類が発生しやすくなります。塗装が落ち、防水効果が失われると、外壁の傷みの原因となり、雨水等が柱や梁を腐らせ、大きな損害につながることから、定期的な点検や補修が必要になります。
外壁の塗り替え時期は塗膜性能が落ちてくる6,7年以降10年くらいまでの間がベスト。 定期的なメンテナンスを心がけることが、大切な建物を長持ちにする秘訣です。
3~5年に1度の点検が必要
塗装の防水効果は5~6年ほどで低下し、カビや藻類が発生しやすくなります。塗装が落ち、防水効果が失われると、外壁の傷みの原因となり、雨水等が柱や梁を腐らせ、大きな損害につながることから、定期的な点検や補修が必要になります。
外壁の塗り替え時期は塗膜性能が落ちてくる6,7年以降10年くらいまでの間がベスト。 定期的なメンテナンスを心がけることが、大切な建物を長持ちにする秘訣です。
塗料の耐用年数
塗料の種類 | 耐用年数 | 説明 |
アクリル系塗料 | 4~7年 | ・耐久度はあまり良くないですがコストパフォーマンスが高い ・他塗料と比較すると、汚れやすく耐久性に劣る ・最近ではほとんど使用されていない |
ウレタン系塗料 | 6~10年 | ・耐久度は安定している ・コストパフォーマンスが高い ・汚れや色褪せに強く耐久性や施工性などバランスがよい ・最近はシリコン人気が強いため、使われる頻度は低い |
シリコン系塗料 | 8~15年 | ・耐久度は安定している ・コストパフォーマンスが高い ・耐久度に信頼のある塗料 ・住宅の屋根、外壁の塗り替えでもっとも多く使用されている ・汚れや色落ちに強い・防カビ性・防藻性など高い性能あり |
ラジカル系塗料 | 8~15年 | ・耐久度に信頼のある塗料 ・2015年に発売された新しい塗料 ・シリコン同様、コストも低い |
光触媒塗料 | 10~15年 | ・耐久度に信頼のある塗料 ・雨や太陽の光など、自然の力で綺麗にしてくれる効果がある ・外壁のメンテナンスがとても優れている ・外壁塗装工事のコストがかかる |
ピュアアクリル塗料 | 12~15年 | ・耐久度はトップクラス ・防水性に優れている ・値段が高い為、塗装面積が多いとコストもかかる ・冬場は乾燥しにくい為、工期が長くなる可能性もある |
フッ素系塗料 | 15~20年 | ・耐久度はトップクラス ・耐用年数はもっとも優れているがコストが高い ・主に商業施設や大きなビルなどで使用されている ・光沢感と防汚性も高い ・近年は住宅の外壁用としても使われている |
外壁材の耐用年数とメンテナンス周期
外壁材 | 耐用年数目安 | メンテナンス周期 |
タイル | 40年 | メンテナンス不要 |
窯業系 サイディングボード |
40年 | 7~8年 |
金属系 サイディングボード |
40年 | 10~15年 |
木質系 サイディングボード |
40年 | 8~12年 |
樹脂系 サイディングボード |
40年 | 10~20年 |
モルタル壁 | 30年 | 8~10年 |
ALCボード | 60年 | 10~15年 |
コンクリート壁 | 60年~100年 | 15~20年 |
コーキングの耐用年数
外壁塗装工事ではかかせないコーキング(シーリング)の耐用年数になります。
素材 | 耐用年数 | 打ち替え時期 |
コーキング(シーリング) | 5~10年 | 約10年 |
コーキング(シーリング)は、外壁材が受けるダメージのクッション材としての役割も持っています。
その為、劣化が激しく早ければ4~5年で以下の症状がでてきたりします。
・ヒビ割れ:コーキングにヒビが入る
・剥離(はくり):外壁とシーリング材との間に隙間ができる
・破断(はだん):シーリング材の真ん中が切れる
・欠落(けつらく):シーリング材がとれた状態
【塗料の耐用年数が過ぎているか判断する方法】
・外壁にチョーキング現象が見られる
・外壁にカビやコケが生えてくる
・塗装(塗膜)にひび割れが起きている
・塗装が剥がれてきている
・外壁が汚れてきている
・金属部のサビが目立ってきた
上記のような症状が出てきますと耐久性が落ちてきているサインです!!
耐用年数が過ぎてしまった建物はどうすればいい?
耐用年数が過ぎたからといって、いますぐどうこうする必要はありません。
そのまま同じ建物で生活はできます。
しかし、周期的にメンテナンスをしているのであれば別ですが、建物の耐用年数が過ぎてしまっていることで、建物自体にはかなりのダメージが蓄積している状態なはず。
いずれ老朽化が深刻な状態にもなり、建物のリフォームもしくは解体をすることになる場合もあります。
工事名 | 費用相場 |
リフォーム工事 | 100~300万(約30坪) |
解体工事 | 100~130万(約30坪) |
リフォーム工事も解体工事も一般的な費用で出していますが、建物の状況や施工範囲によって費用は変わってきます。
その為、塗装を周期的にして建物のメンテナンスを行い、早く建物の耐用年数がこないようにすることが大切です。
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